Notes

2·実験内容
(1)鍋の材質の違いによる熱効率の変化
アルミ鍋とステンレス鍋の評価水量: 1.00l(アルミ鍋とステンレス鍋のデータを共有する)
(2)容器径の違いによる熱効率の変化
容器径:φ140, φ160, φ180, φ220mm(容器の表面積は同一) ガス流量: 3l/min
(3)水量の違いによる熱効率の変化
(a) 0.5l, 1.0l, 1.5lと沸かした場合
(b)初めに0.5lを沸かし,水温90℃になったら0.5l加え合計1.0lとした場合
(4)攪拌した場合(攪拌なしとの比較)
(5)ふた(アルミ箔)をした場合(ふたなしとの比較)
(6)ガス流量を変更した場合
2,3,4l/min
(7)ガスコンロと電気コンロの熱効率およびエネルギー変換効率
※なお, (7)電気コンロの実験について,最初に実験を終えた班のみが行う。
実験条件は1200wに設定し水量1lとする.また,電気コンロは充分加熱した後に実験を行うこと.
(2)以外の実験では両手付き(ステンレス製鍋または,アルミ製鍋)を使用する.
ガス流量,水量の実験条件に指定がない場合はガス流量を4l/min,水量を1lとする.


3·実験方法の概要
(1) 4班に分かれて,それぞれが上記に示した内容の実験を行う,実験用鍋はアルミ鍋またはステンレス鍋をそれぞれ2つ用意してあるので, どちらかを使用する。
(2)各実験条件に必要な水量を量り取る。なお,容器をデジタル秤に置いてからリセットし,水を入れる。また,使用する各容器の乾燥質量を量る
(3)ガス流量を調節する
(4)水の初期温度を測定し,コンロに乗せた瞬間から水温が90℃に達するまでの時間を測定する
なお, この時20秒おきの温度も記録する。


4·実験上の諸注意
(1)全ての班が実験を終えるまでガスを止めない。
(2)ガス流量の変動に注意する
(3)各実験における初期水温ができるだけ等しくなるようにする.
・容器や温度計を十分に冷ます
・水温をできるだけ一定にする
(4)実験時の誤差ができる限り小さくなるようにする。
・容器とコンロの位置
・容器表面に付着した水滴や結露
・温度測定位置:水温の測定は容器中心:水位中間で行う
(5)やけどをしないようにする.
(6)ガスホースを踏まないように注意する.