Notes

シナリオの導入

本シナリオにおいて、PCは「かませ犬」の戦奴隷として戦神宮に送られることになります。
これは、現在島の外から入れてある程度自由に動ける立場が戦奴隷しか存在しないためです。
冒険者として依頼を受けて、個人的な因縁の末、あるいは何かしらの失敗を経て奴隷として…理由は様々に考えられます。
いずれにせよ、奴隷船に乗せられて戦神宮へと海を進んでいく描写からこのシナリオは始まります。

シナリオ本編

０－１：闘技場ルール
このシナリオにおいて、闘技場はPCにとって極めて不利な環境です。
観客は全てPCの敗北を期待しており、PCが有利になるような結果が発生すると観客の不満が溜まり、
運営がそれに合わせて様々な妨害行為を働く仕組みになっています。
この状況を、今回のシナリオでは「フラストレーション」として表現しています。

「フラストレーション」は、以下の条件で増減します。

・敵の攻撃を回避する　＋１
・敵の特殊能力に抵抗する　＋１
・敵の攻撃によるダメージを、装甲などにより半分以下に減らす　＋２
・ダメージを受けていない敵を一ラウンドで倒す　＋３
・ｎ体の敵に同時に攻撃を命中させる　+ｎ
・敵にバッドステータスを付与する　＋１
・敵を倒す　＋１
・回復行為を行う　＋１

・敵の攻撃が命中する　ー１
・敵の特殊能力の抵抗に失敗する　ー１
・バッドステータスを受ける　ー１
・痛打を受ける　ー２
・負傷点が生命力を超えた状態でラウンドを終了する　ー１

「フラストレーション」は上記の行動によって増減しますが、０未満にはなりません。

闘技場の戦闘においては、１ラウンドが終了するたびに「フラストレーション」を参照し、その回数だけ【妨害表】を振ります。
１：
２：
３：
４：
５：
６：
妨害表は１ｄ６で振られ、同じ出目が出たときは出目を＋１します。６まですでに埋まっているときはー１します。
また、闘技場で対戦相手を倒し、次の相手が出てくる際に、その時点でのフラストレーションを参照して次の相手の強さが決まります。
０～３：Ｌｖ５
４～８：Ｌｖ６
９～１１：Ｌｖ７
１２以上：覇者による粛清試合



１－１：闘技場
戦奴隷の首輪を嵌められ、闘士として登録されたPCは、夜になると闘技場へと連れ出されます。
全ての観客はPCの姿を見ると一斉に罵声を上げ、卑猥な言葉を浴びせかけ、相対する闘士に対してのみ応援の言葉を尽くします。
この闘技場において戦奴隷は惨めに打ち倒され、蹂躙されることを期待される存在であることを演出してください。