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▼私の欲しい商品が販売される?消費者と考える共創マーケティング。

こんにちは。

スターティアラボ編集部です。

最近「共創マーケティング」というという言葉をよく聞く機会が増えてきました。

「共創マーケティング」とは消費者と共同開発という消費が参加した取り組みを差しています。
この動きは以前から行われている取り組みですが、なぜ今になり消費者が参加するコラボが
注目されているのか実際に行われた取り組みから今回ご紹介したいと思います。

■共創が生まれた背景
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、現代に至るまでには
マーケティングには3つの局面があり、マーケティング1.0、2.0、3.0と呼ばれるものです。

マーケティング1.0 - 「製品中心のマーケティング」
製品を多量に製造し、販売することによって市場の拡大と市場シェアの獲得を図っていた時代。

マーケティング2.0 - 「消費者志向のマーケティング」
マーケティングにより市場をセグメント化し、特定のターゲットに向けて他社より優れた製品を提供する時代。
消費者は受動的に「モノ」の提供を受け、機能や質での満足を得られていた。

マーケティング3.0 - 「価値主導のマーケティング」
消費者は企業によってコントロール、つまり受動的な存在ではななく、
消費者は自発的に世界をよりよい場所にしようと活動し、自分たちの問題を解決しようとする流れ。
消費者をコントロールすることではなく、共創によって社会をよりよい場所にして行くという姿勢。

それぞれ時代の流れや求められるものによって大きくマーケティングの内容が変化しているのですが、
現代に当たるマーケティング3.0は、企業は消費者と共に価値を作る存在となること求められていることが分かります。

■共創を可能にしたSNSやオンラインコミュニティ
マーケティング2.0まででは、消費者がどのようなものを望んでいるかという企業対1個人という狭い範囲でした。
また消費者からの意見を集める方法としてはアンケートに頼るのみとなり、企業が多くの消費者と対話をする

マーケティング3.0の考えと共に、「共創マーケティング」を促進するきっかけとなったのが
FaecbookやTwitterなどのSNSの進歩やオンラインコミュニティによる対話を行う
土壌を提供することが可能になったことが背景としてはあります。

■おいしいだけではない「対話」による落とし穴
新製品のアイディアやコンセプトを募るために共創する際に必要なのは
消費者は「消費のプロ」であって「開発のプロ」に関しては企業であることを忘れてはいけません。

というのも、消費者からは「●●しにくい」「●●してほしい」といった要望や不満に近いものも多く寄せられます。
それは参加する消費者が多ければ多いほど、そういった情報を精査していくにはとても莫大な工数が必要となります。
そのため、開始前にはしっかりと目的を設定し、意見が散らばらないようにする工夫が必要となります。

担当者はプロ視点から考える商品開発、「粗利」・「価格設定」・「開発コスト」などの様々な要因とともに
商品へ転換させる「ヒント」や「きっかけ」をいかに引き出す場をいかに作るかが重要になります。

■事例からみる共創による顧客ロイヤリティ
実際に企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
2つの取り組みから背景を考えてみたいと思います。

<https://voi.0101.co.jp/voi/webshop/shoeslabol/index.jsp>
※出典参照 マルイ シューズLABO
・マルイ ラクチンシリーズ
マルイは2010年に「ラクチンシリーズ」の商品開発を参加することができるサイトを開設しました。
現在約53,000人が参加しており販売商品アイテム数は50品を超え、販売した累計足数は100万足を超えています。
2013年4〜9月期の決算では「ラクチン」シリーズが好評で、半期で52億円(同192%)に伸びています。


・キリンビール YOKOHAMA ~港の風薫る生~
キリンビールはオンライン・コミュニティを活用し「キリンビール カンパイ会議」にて生活者との製品を共創しました。
このコミュニティはキリンビール発祥の地である横浜(神奈川県)在住/出身者の若者(満20歳以上〜34歳)が、
ビールづくりプロジェクトだけでなく、新商品発売時の感想募集やサンプリング、ネーミングについて話し合い期間限定商品をつくりました。

この取り組みの結果、参加者の50%以上が以前よりもキリンビール商品を飲むようになり、
70%以上はこの「YOKOHAMA ~港の風薫る生~」家族・友人・同僚に広める行動をとりました。


この2つの事例で注目する点は企業は商品のアイディアや商品名を消費者から対話を通して募ることによって、
企業や商品に対してのファンを育成し、潜在層の顧客を顕在層にすることによって
顧客ロイヤリティを高めていることが分かりますね。

■まとめ
マーケティングの流れが変わり、企業は消費者と共に価値を作る存在となること求められ、
消費者の立ち位置も随分と変化し始めていることが分かりましたね。

ここでご紹介した内容は成功したものであって、
必ずしも消費者が欲しがっているものが得てして売れる商品として世に出回るものではありません。

ただ、今後も「共創」により、「モノ」の提供以外の価値を創出する動きは企業の役割から考えて増えていきそうです。
みなさんも好きな商品や企業の「共創」の場があった時には自身の意見を出してみて、
製品を生み出す一因になってみてはいかがでしょうか。

みなさんの意見が製品をよりよくするきっかけになるかもしれません。
     
 
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